★アロマテラピーアドバイザー検定対応コース(その3)アロマテラピーの利用法、知っているようで知らなかったことが!
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『アロマテラピーアドバイザー検定対応コース』第3回目のレッスンは「アロマテラピー利用法」の講座でした。
講師は前回に引き続き、飯川先生です。
アロマテラピーを利用する際は、「自己責任の原則」という考えが基本になることは、精油愛好家のみなさんもご存知のところだと思います。
個人として楽しむ分には良いけれど、化粧品や医療品として無許可で製造や販売をすることは、『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』(旧薬事法)で禁止されているんですよね。
……ってこの法律名、長い! もともとは『薬事法』と呼ばれていた法律ですが、平成26年にこの長い名前に変わったのだそうです。
お恥ずかしながら、名称が変わったことを今回のレッスンで初めて知りました!
しかし……何度読んでもこの長い法律名、覚えられそうにない!(笑)
趣味でアロマを楽しんでいる人が、よく「手作りスキンケア」や「手作りアロマグッズ」をプレゼントしてくれることがありますが(反対にこちらから誰かにプレゼントすることもありますよね)、このときは渡す相手にその精油の性質や使い方などを説明して、「納得して」受け取ってもらうことが大切になるのだそう。
これもまた「自己責任」のもとで使用してもらうため、ですね。
このほか、今回のレッスンで初めて知ったこと。
お湯(または水)で温めた(または冷やした)タオルなどの布を、体の一部にあてるケア『温湿布』の仕方について。
これまでわたしは、洗面器にお湯をはって、そのなかに適量の精油をたらし、手でかき混ぜたあとタオルを浸していました。
これって間違ったやり方だったのです💦
なぜなら、手で混ぜる時にお湯に浮かんでいる精油の原液に皮膚が触れる可能性があり、肌トラブルの原因になりかねないからです。
正しい湿布法はというと……。
① お湯に精油を垂らす。
② タオルと二つ折りにして、端を両手で持ち中央部をたるませてU字状態にする。
③ お湯に浮いた精油を、タオルの中央ですくいとるようにして付着される。
④ 精油が付着した部分を内側にして、さらに縦に二つ折りをし、水分を絞る。
⑤ タオルを折りたたみ、身体の部位にあてる。
※精油が付着した部分は内側におりこまれて直接肌に触れないようにすることがもっとも重要に。
いままで、じゃぶじゃぶ手で混ぜてトラブルになったことがないのは、
たまたま皮膚が丈夫だったから……だったんですね。
初めて知ることが多かった「アロマテラピー利用法」のレッスン。
最後の締めくくりは、ミツロウでボディクリームを作りました。
湯煎にかけてミツロウと溶かすのですが、「簡単な方法」と飯川先生が
おすすめしてくれたのが、ホットプレートにお湯をはりミツロウを溶かす方法。
確かにお湯の深さ的にちょうどいい感じ!
今回ボディクリーム用に選んだ精油は、サンダルウッド。
毎日寝る前に、膝やかかと、指先など角質がかたくなりがちな箇所に
塗り込んでいます。
ベッドに入ると、サンダルウッドのオリエンタルな香りにふんわりと包まれ、
とっても気持ちが落ち着くのです。
これは自分でも定番にしたいクリームとなりました。
さて、次なるレッスンは「アロマテラピーの健康学」
精油と健康がどのような関係にあるのかを学びます。
その模様は次回のブログにてご紹介予定です。
(島みるを)
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