幸せ引き寄せライター「島みるを」の

アロマの力で毎日をHappyに！  VOL.16

ハーブティーでおなじみの『カモミール』。

精油には『カモミール・ジャーマン』と『カモミール・ローマン』があり、

今回は『カモミール・ジャーマン』をご紹介いたします。

カモミール・ジャーマンの学名の中にある「Matricaria」は、

「母」や「子宮」という意味のラテン語に由来しています。

いにしえよりカモミール・ジャーマンが、

産婦人科系など女性的な領域で活躍するハーブであったことがうかがい知れます。

ハーブティーのカモミールの香りは、よく「林檎の香りに似ている」と言われます。

精油ではカモミール・ローマンにはやや林檎っぽさがありますが、

カモミール・ジャーマンはもっと濃厚でハーバルな香りが特徴です。

ジャーマンの薬っぽい香りが苦手……と言う方もなかにはいますが、

それがかえって「体に良さそう」な気分になるのは確か。

カモミール・ジャーマンの特性をもっとも発揮するのは、

皮膚のトラブル解消。

優れた抗炎症や抗ヒスタミン作用があると言われ、

皮膚のかゆみや炎症などを和らげてくれるのに役立ちます。

また粘膜の保護や消化促進作用も期待できるので、

たとえば胃痛の緩和や消化不良時に、

カモミール・ジャーマンの香りを味方にするといいかもしれません。

精神面では、ストレスや不安、焦りなどのネガティブな感情を和らげてくれる効果が期待できます。

なかなか寝つけない夜なども、カモミール・ジャーマンで芳香浴すると、自然に眠気が訪れるはず。

ストレス緩和などの精神面へのアプローチは、

カモミール・ローマンのほうが有名なのですが、

好みによっては薬効成分がありそうなジャーマンの強めの香りのほうを愛用する人も多いようです。

香りが結構強いため、１滴で十分な芳香をしてくれます。

アロマテラピーの際は垂らし過ぎに注意に気をつけて、

薬効成分がギュッと詰まったカモミール・ジャーマンの香りを楽しんでみてください。

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執筆者プロフィール：     島  みるを

美と香りと幸せの関係を研究し続けてウン十年。 「Happyは、

自分の手で引き寄せられる」を信条に、 あらゆるシーンで脳内幸福ホル

モンの分泌促進を実践中。 とくに恋愛と睡眠には香りの効果をフル活用。

効果は……本当に「テキメン」です（笑）。

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