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VOL.101 近代化学工業の発展で誕生した「合成香料」 - アロマライセンスカレッジ

コラム

合成香料といえば…

コスメや消臭剤などいろんなアイテムで使用されていますよね。

今回はこの合成香料のなり立ちをご紹介したいと思います。

 

19世紀には薬用植物から有効成分が分離精製されるようになりました。

 

さらには同じ成分を石炭や石油などの

鉱物から化学工業的に作り出すことも

できるようになりました。

 

この近代的な化学工業の発展により、

それまでは植物など自然由来のものから抽出していた薬効や香りを、

「薬」「合成香料」として化学的に作り出されるようになったのです。

 

化学工業の発展は、近代の

医学界の発展に伴い20世紀には

抗生物質が登場します。

 

こうして合成香料が作られ、香水なども様々なものが登場し始めました。

 

一方、これまで伝染病や感染病が猛威をふるっていたのですが、

次第に心身症や生活習慣病といった新しい病気も急増していきました。

いわゆる現代病といったところでしょうか。

そのため、化学的な薬や合成香料ではない自然由来の代替補完療法として

薬草や精油などが改めて見直されるようにもなったようです。

 

化学的な薬や香りが登場するまで、

ヒトは自然の恵みで癒されてきたのですから、

アロマテラピーが代替療法となることも納得できますよね。

 

(島みるを)

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