VOL.24 ドライアイや疲れ目による「充血」、どうしたらいいの?
コラム
幸せ引き寄せライター「島みるを」の
アロマの力で毎日をHappyに! VOL.24
年末の大詰め作業で、肩がパンパン、目がシバシバ……。
とくにこの時期、エアコンなどで空気が乾燥しているので、
パソコン作業でなくとも室内にいるだけでドライアイになってしまい、目が充血しがちです。
目薬をさすと、少しの間は目の不快感が和らぎますが、時間が経つにつれまたもやシバシバ……この繰り返しですよね。
以前、眼科のDr.を取材した時、「充血を瞬時に取り去ってくれる目薬の多用は、かえって目の充血を招いてしまう」と
おっしゃっていたのも気になります。
その理由は、充血防止に特化した目薬には「血管収縮剤」が入っているから……なのだそう。
血管収縮剤はその名の通り、血走った血管を収縮するため、瞬間的には白目の充血を押さえることができます。
ただ、目が充血してしまうのには必ずワケがあるのです。
ここが落とし穴!
充血するということは、目が「酸欠状態にある」という証拠なのです。
毛細血管を膨張させて(つまり充血させて)、空気中の酸素を少しでも多く取り込もうとしている生命の力なのです。
それを血管収縮剤で押さえてしまうと、よけいに「酸素不足な目」になってしまいます。
目薬をさしてすぐは充血は解消されますが、
しばらく経つと酸欠を補おうと余計に目が血走ってくる……という繰り返しになってしまうのです。
つまり充血防止に特化した目薬は多用するのではなく
「デートなのに、こんな赤い目で彼に会いたくないわ」というような
緊急事態の時に使用するのが効果的、というわけ。
では、ドライアイの時はどうしたらよいのでしょう。
もちろん瞳に潤いを与える目薬を味方にするのは良い方法だと思います。
が、できれば自発的に目が涙で潤って欲しいですよね。
そんな時は、自分の両手が役立ちます。
まず手をこすり合わせて手のひらの表面温度を少しアップさせます。
その手のひらで閉じた目の上を湿布するように優しく覆うだけ。
こうするだけで、目や肩、首の緊張がほぐれ、自然に目の表面が自前の適度な涙で潤います。
ね、簡単でしょう?
オフィスでの作業の合間にできるドライアイケアですよね。
自宅で疲れ目を癒す時は、蒸しタオルなどで目を温めるのもおすすめ。
その時、仰向けになったついでに「バンザイ」のスタイルで、
脇の下も湯たんぽやカイロなどで温めてみてください。
脇の下を温めることによって、目の血流もよくなり、疲れ目や充血を緩和してくれます。
このリラックスポーズの際には、
疲れ目を助けてくれる「ラベンダー」「ネロリ」「ローマン・カモミール」の精油で芳香浴すると、
さらに効果絶大。
リラックス気分になって、目だけではなく肩・首・頭の疲れや凝りも解消してくれるはずですよ!
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執筆者プロフィール: 島 みるを
美と香りと幸せの関係を研究し続けてウン十年。
「Happyは、 自分の手で引き寄せられる」を信条に、 あらゆるシーンで
脳内幸福ホル モンの分泌促進を実践中。 とくに恋愛と睡眠には香りの
効果をフル活用。 効果は……本当に「テキメン」です(笑)。
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